jialiang’s blog

石川県能登釣り忍者!釣り大好き

中国の旧正月

2月5日旧暦の1月1で中国のお正月でした。旧正月では、毎年スケジュールが違います。大体1月の半ばから2月の半ばの間です。公的な休暇は一週間で企業やお店によっても、休暇を取るスケジュールは様々で、昔からの旧正月の期間は2週間と定められていましたが最近は休みが変わって大体一週間になりました。この期間の前後、大勢の人が家族とお正月を過ごすために帰省したり、国内・海外旅行に出かけたりして、民族大移動が繰り広げられています。

    日本で年越しといえば「年越しそば」ですが、中国のでは大晦日に家族そろって「年越し餃子をたくさん作り、水餃子にして食べます。餃子は昔のお金の形に作られていて縁起がいいと言われています。餃子を作るとき餃子の中には元のコインを入れたりなつめなどを入れたりします。元玉に当たった人は一年の金運がいいという意味で、なつめに当たった人は幸せの一年を過ごせる意味などをしています。

 中国にもお年玉はあります。中国語では红包と言います。親が自分の子どもや親戚の子どもにあげるお金です。子供が社会に出ると親にお年玉やプレゼントをするのは普通です。最近中国ではなんでもスマホ決済で支払うことができるようになり現金を持ち歩かない人が増えています。スマホでお年玉をあげる事も出来ます。お正月は会社の社長からスマホで部下にお年玉をあげたり、お友達で送り合ったりするものもあります。10歳前後の子供はやはり赤いポチ袋に現金を入れて渡すのが多いです。
  最近の毎年のお正月に中国の有名アリババとテンセントという会社が競争のために国民にお年玉を出します。毎年金額が上がっています。今年は約300億円のお年玉がありました。大晦日に皆がスマホを握り締めて画面に釘付けになった光景は今の春節の新たな風習です。自分も参加したんですが約400円くらいしか当たりませんでした。でも良かったです。
 
   自分は日本に来てそろそろ10年にたちますが。10年の間に旧正月は1回しか帰ったことがなくて、最初の頃は寂しかったんですが。だんだん日本の生活に慣れてきて、旧正月の雰囲気が感じなくなりました。親に帰ってきてと言われますが、仕事などでなかなか帰れなくて、親が寂しいと思いますが。今回は息子が生まれたお陰で、親に来てもらって、とても助かりましたので、やはり旧正月は自分が帰るより親にこっちに来てもらった方が楽かなと思いました。